オク氏夫人伝 フォトエッセイ対訳(1)

p2.
凡例
- 本書は、JTBCドラマ『オク氏夫人伝』の映像物をもとに、原作の台本の台詞を踏襲しています。
- 企画意図と登場人物紹介に掲載された内容は、脚本家パク・ジスクのあらすじから抜粋しました。
- ドラマの雰囲気と台詞を活かすため、韓国語表記体系の原則に依拠しない箇所が含まれています。
- 劇の理解を助けるために挿入されたナレーション(解説)は縦書きで古い書体を使用し、台詞は横書きで一般的な明朝体を使用しました。
- 本書に掲載されている主な人物に関して、当事者と意思疎通を図り、肖像権者の同意を得ました。
ただし、編集上の理由でやむを得ず解決できなかった箇所については、肖像権が確認され次第、適法な手続きを執ります。
p3.
フォトエッセイ
オク氏夫人伝
SLL著
p4.
企画意図
名前も、身分も、夫も、全てが偽物だった女の本当の物語
虫けらのように扱われていた奴婢の娘が、いかにして両班(ヤンバン)の正室となったのか?
人々から羨望と尊敬を集め、名誉と愛を掴んだものの、最後は真実を突き付けられた女性が、なにが本物かを賭けて争う「真偽争主談」。
生きるために逃げた奴婢&愛を追い求めるロマンティシスト
これは、王位を争う男たちの政治劇でも、女たちが繰り広げる宮廷の陰謀劇でもない。
悪徳官吏を懲らしめる民衆の英雄譚でも、記録に残すべき偉人の物語でもない。
身分制度が厳格で、人の地位が貴賤で厳しく分けられていた朝鮮時代。
人権も保障されず地位もない女性奴婢の熾烈な生存の記録であり、彼女を守るため、自分の夢をすべて投げ捨てた一人の男の、深い愛の記録である。
