鬼宮 フォトエッセイ対訳(3)―ユクソンジェ主演―株式会社コンテンツリー刊

鬼宮ドラマメインイメージ

p8-9

登場人物

カンチョリ ユク・ソンジェ

龍になれなかったイムギ(大蛇)。ユン・ガプの体に憑依した悪神。

龍に劣らぬ神力を持ち、霊能力を持つヨリのような巫女にだけその姿が見える。

自然災害や気候を操る力を持っており、その力で人間が苦労して作った農作物を台無しにしてきた。

 「カンチョリが去った場所は、秋も春になる(=収穫がなくなる)」との諺まであったほどである。

何年にも渡る干ばつと洪水で村人たちが飢え苦しんだのも、全てカンチョリの仕業。

カンチョリが人間に最も憎まれる悪神とされるのも、無理からぬことである。

だがカンチョリは気に留めない。彼もまた、骨の髄まで人間たちを憎んでいるからだ。

もともとカンチョリは、千年の辛い修行の末に龍になる日だけを待つ、イムギ(大蛇)であった。千年目のある日、ついに龍となり昇天しようとした瞬間、人間の子供の目に留まり、そのまま落下してしまったのである。(昇天する際に人間の目に留まると、龍になれない。)

千年もの長きにわたる修行が一瞬にして水の泡となったことへの腹いせに、百年もの間しつこく人間たちを苦しめてきたカンチョリは、ある日、澄んだ鏡のように神霊たちを明るく映しだす霊能力を持った少女(ヨリ)を発見し、少女の力を借りて再び龍となり、天に昇ろうと決心する。

霊能力の強い巫女がイムギ(大蛇)を「神主」として迎え入れ、誠心誠意祀れば、その神秘的な力によって再び龍になることができると言い伝えられているのだ。

だが、ヨリが持つ護身石の「警鬼石(キョングィソク)」のせいでなかなか近づくことができず、ひどく苛立っていたところへ、ヨリが書生ユン・ガプとともに宮廷へ行くことになり、焦燥にかられる。

宮廷にはカンチョリすらも相手にしたくない、あの悪辣な八尺鬼がいるのだ!!

いくらヨリが警鬼石を持っていても、しまいには八尺鬼の餌食になってしまうだろう。

焦るあまり、おりしも殺害されてしまったユン・ガプの体に憑依し、ヨリの警鬼石を奪うことには成功したものの、どういうわけかユン・ガプの体から再び抜け出すことができなくなってしまい・・・。

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