鬼宮 フォトエッセイ対訳(26)―ユクソンジェ主演―株式会社コンテンツリー刊

p382-383
【鬼宮】の中の韓国伝統鬼物展
八尺鬼(パルチョククィ)
王家に深い恨みを抱いた八尺の魔物
天に届く高さを持ち、心は地に埋めた鬼神
韓国の民間伝説において、「八尺長身」はすなわち脅威と恐怖の象徴とみなされてきた。
特に死後も大地を彷徨い、人々を押しつぶす「長身鬼神」は、墓の手入れを怠ったり、死者を丁重に祀らなかった場合に生まれるとの話が多く見られた。
キーワード: 悔しさ 怒り 復讐
#2メート40 #遅い #怒り #戦闘力
『鬼宮』に登場する八尺鬼は、王家によって不当に殺された怨恨が魔物となり、宮中に現れたものである。真夜中に宮殿の廊下の端からゆっくりと近づいてくる大きな影は、腕利きの退魔師さえもひるませる。八尺鬼は名もなく生き、無念のうちに死んでいった存在である。
帰る場所のない魂が、王家を恨み、ついぞ巨大な魔物となって戻ってきたのである。
無言で歩きまわり、無表情で見つめる。
『鬼宮』で八尺鬼は強く、執拗で、人間を苦しめる怨恨の頂点にいるが、同時に「覚えていない者たちが作り出した怪物」として、人間本来の欲望を持った存在である。
